宮崎県産のコシヒカリはまずい?東北産とは○○の時期が違うんです!
コシヒカリといえば日本人なら必ず食べているであろう有名なブランド米です。
噛めば噛むほど甘みが増し、粘りと弾力に富み、日本人の口に最も合うような味わいを持つお米がコシヒカリです。
もしあなたが宮崎県産のコシヒカリを美味しくない、まずいと感じるなら、一体何が原因なのでしょうか?
もちろんお米自体が原因になることもありますし、もしかすると保存方法や炊き方に原因があるのかもしれません。
お米の情報を扱っているこのサイトでは、せっかく宮崎県のコシヒカリをご購入された方に美味しく食べていただくため、原因と対策をお伝えします。
宮崎県産コシヒカリの特徴は?
コシヒカリは日本全国の米どころで生産されていますが、食味ランキングで最高の特Aを得ているのは東北や関東で生産されたコシヒカリが多いです。
ではなぜ温暖な九州の宮崎県でコシヒカリが作られるようになったのかといいますと、宮崎県が台風で被害を受けやすい土地だからです。
宮崎県ではお米が収穫される秋に台風で被害を受けやすいため、台風が来ない夏前にお米を収穫する超早場米を作ることにしました。
そのため、気候変化に強いコシヒカリが選ばれ、宮崎県で普及していきました。つまり収穫時期が他の産地と違うため、宮崎県産は一番美味しい時期が他の産地とは違います。
宮崎県産コシヒカリがまずい原因は?
もし宮崎県産のコシヒカリがまずいと感じるなら、原因はこれかもしれません…。
- 超早場米のため美味しい時期がずれている
- 保存方法が悪い
- 炊き方が悪い
超早場米の新米は夏前が旬
他県産のコシヒカリ、特に東北のコシヒカリと比べてまずく感じるなら、それは新米の時期を勘違いしているかもしれません。
宮崎県産の超早場米は、夏前が新米の時期なので、その時期に食べる宮崎県産コシヒカリは他県産に劣りません。
ぜひ新米の時期に食べてみてください。
流通途中の保存方法が悪い
もしあなたが宮崎県産コシヒカリを購入したのがスーパーなら、たくさんの仲買を挟んでいるので、流通過程でお米が傷んでいる可能性があります。
私が産地直送で購入することをおすすめしている理由でもあるんですが、どうしても小売の場合は途中で運搬・保管を繰り返すので、お米が痛みやすいんですね。
傷んだお米は炊く時に水分が余計に吸い込むので、べちゃべちゃになったり崩れたりします。
家庭での保存方法が悪い
産地直送で美味しい新米が届いても、お家での保存方法が悪いとお米がまずくなってしまいます。
お米は周囲の匂いを吸着しやすいので、周囲に匂いの源が無い場所で管理・保管してください。
また冷暗所で密閉して保存せず、高温多湿にさらされるとカビが発生したり虫が侵入し大量発生する可能性もあります。
一番いいのはペットボトルに入れて冷蔵庫で保管することですが、冷蔵庫のスペース的に難しい場合は、虫よけ付きで密閉できる専用の米びつをおすすめします。
お米の炊き方が悪い
お米に問題がなければ、もしかすると炊き方が悪いのかもしれません。
基本は炊飯器におまかせすればいいですが、炊きあがりの美味しさを左右するのが研ぎ方と水分量です。
研ぎすぎるとお米が割れたり欠けたりするので、あまりゴシゴシと力を入れずに軽く洗うだけにしてみてください。
あと炊きあがりがべちゃべちゃになるなら、大さじ1杯分くらい水を減らしてみてください。
少しずつ調整することで、美味しいお米に炊きあがる水加減を探してくださいね。
どうですか?
宮崎県産のお米は、確かに東北とは気候が違いますし収穫時期も違いますので、お米の栽培に適している東北産に比べると評価が低くなってしまいます。
しかし新米とかは東北産にも負けないくらい美味しいですし、ぶっちゃけそんなに変わらないですよ。(;^ω^)
炊き方でも本当に味は変わりますし、実は炊飯器が違えば味もかなり変わります。
よかったらまずは保存方法を確認し、水分量を調節してみてくださいね。